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第1回 はじめまして
第2回 運動の3つのメリット
ココロもカラダとエクササイズ
第2回 運動の3つのメリット

 運動する目的は健康のため、ダイエットのため、ストレス解消のためなど、人それぞれ違うと思います。運動が身体にいいということは誰もが知っていると言っても過言ではありません。しかし、運動はココロにもいいということをご存知な方はあまり多くないのではありませんか? そこで、今回は運動のメリットについてお話ししていきたいと思います。

運動のメリットは大きく3つあります。これから、その3つのメリットについて説明していきたいと思います。

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1.運動はカラダによい

運動、とくに有酸素運動は心肺機能を高めます。運動により呼吸筋が鍛えられ、身体により多くの酸素を取りいれることができるようになります。また、心臓が一回の拍動で押しだす血液の量が増え、安静時の血圧が低下します。また、運動により筋肉量が増えることで、基礎代謝が上がり、エネルギーを消費しやすくなります。血液中の糖分だけではなく、悪玉コレステロールや中性脂肪も減少します。

 

最近、メタボリック症候群という言葉をよく耳にすると思いますが、これは内臓脂肪型肥満に、高血圧・糖尿病・高脂血症のうち2つ以上が認められる状態です。メタボリック症候群になると心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化を原因とする疾患になる確率が高くなるため、国をあげて対策に取り組んでいます。運動はメタボリック症候群の予防に最適の手段です。

 

さらに、運動により骨に適度な刺激を与えることで、骨が強化され、骨粗鬆症を予防します。男性と比べ、女性はもともと骨の量が少ないのに加え、加齢にともないエストロゲンという女性ホルモンの量が低下するため骨量が減っていきます。これが、骨粗鬆症が高齢の女性に多い理由です。そのため、40歳くらいまでに強い骨を作っておくことが重要です。

 

2.運動はココロにもよい

運動というとカラダへの影響に目がいきがちですが、実はココロにもいい影響を及ぼします。運動して汗をかくと爽快な気分になるという経験はみなさんお持ちだと思います。もう少しよく思い出していただくと、運動後は意欲が増し、元気になっていませんか? 実は運動により、脳内のドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質の量が増え、バランスが調整されるということがわかってきました。ドーパミンやセロトニンは意欲や気分に関係しています。ですから、運動により意欲が増し、気分が明るくなっていくのです。

 

近頃、40代前後の女性、いわゆる「アラフォー」世代の活躍が目立ちますが、この世代の女性は「何となくだるい」とか「気分がさえない」といった悩みを抱えている方も多いようです。こういったアラフォー世代の“プチうつ”とも言える状態の緩和にワークアウトが有効であるという研究結果が、今年の日本抗加齢医学会で発表されていました。また、うつ病の治療法として運動は薬と同じくらい効果があるという海外の報告もあります。これらの研究結果は「運動はココロにも良い」ということをサポートしています。

 

3.運動は自律神経のバランスを整えるのにもよい

自律神経系は、血液循環や呼吸、消化といった生きていく上で欠かせない機能を意識することなく調節する役割を持っています。自律神経系は交感神経と副交感神経の2つの神経系からなり、しばしば「交感神経=アクセル、副交感神経=ブレーキ」にたとえられます。簡単に説明すると、交感神経の機能は何らかのストレスを受けた際に心拍数や呼吸数を上げて、すぐさま「戦うか逃げるか」という行動をとれる状態にします。一方、副交感神経は心肺機能を落ち着かせ、身体を安静状態に導くよう働いています。このように、交感神経と副交感神経がアクセルとブレーキのようにバランスよく作用することで、身体の状態をコントロールしているのです。

 

しかし、現代社会に生きる我々は自律神経系のバランスがくずれていることが多いのです。日常生活では心拍数が上がるような機会が少ないため、ブレーキ役の副交感神経が働く機会が減ってしまい、機能が低下してしまいます。さらに、現代のストレス社会により、交感神経の活動が高まりすぎていることが多いのです。自律神経のバランスがくずれると高血圧や免疫力の低下を引き起こしやすくなってしまいます。

 

そこで、自律神経系のバランスを整えるのに有効なのが、運動です。運動中はアクセルである交感神経が優位に働き、心拍数や呼吸数を上げていきます。しかし、運動を終えると、心拍や呼吸を整えるためブレーキである副交感神経が優位に働いてきます。運動が習慣になると、副交感神経機能が高まり、安静時の交感神経の活動が落ちついてくるのです。

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 今回は運動の3つのメリットについてお話ししてきましたが、この3つのメリットが運動している方達が運動を継続させるためのモチベーションに、また運動ができていない方々が運動をはじめようと思うきっかけとなればうれしいです。